新着情報TOPICS

2025年スタート(1月1日)

インフォメーション

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 

2025年、新しい1年が「また また また また また また また また また また また また また」はじまりました。

(当社設立後、毎年年始のブログでは年を跨ぐ毎に「また」が増えています)

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

2011年12月19日に設立した当社も13年間が経過し、14年目を迎えております。

皆さまからのご支援・ご依頼によるものであり感謝申し上げます。

 

昨年2024年は、熊本(水俣市)への本社移転後7年目に入り、

主軸事業として、水俣研究所・山口大学内研究所とも「植物の栽培条件比較試験」と、

「(資材を理解、その投与濃度や回数などの試験条件を決めるためなどの)論文調査」の御依頼が、増加し続けております(依頼事例)。

(直近3年間の実施件数(完了分) : 2024年・47件、2023年・36件、2022年・20件)

 

御依頼への傾向もお話をお聞きしていくと、

・SDGs、ESG対応に向けて、植物利用の事業・取組を行いたい(農業・環境)

・より高温、乾燥状態でも展開したい資材を活用して植物が生育するかを確認したい(近年の平年気温上昇への対応)

についてが圧倒的に多く、

人工気象器(大きさ別に20台保有)を複数利用し、高温帯・適温帯における

栽培条件比較試験(1台の内部では資材種類別・濃度別・土壌状態乾燥別などを設定)が急増中です。

資材自体は、御依頼元民間企業さまの資材(メイン商材作成時発生する副産物、中間原料など)であり、

バイオスティミュラントとして植物の生育に寄与する資材として活かしたいご要望が中心となっています。

 

また、宇宙利用事業としては、衛星データを利用した事業展開と研究が進んでおります。

事業展開例として、

2022年に事業した(2019年より実証スタート)「小麦防除適期予測サービス」

(予測情報計算式の構築(気候・土壌・品種などの組み合わせで異なる計算式を速やかに構築する術をもっています)を行い予測)は、

山口県内延べ数千圃場を対象として「子実タンパク含量を向上させた生産者数」の底上げを達成する 実績 もでてきました。

関連して、宇宙ビジネス情報サイト「宙畑-sorabatake-」では

・取材記事 : 『「これ当たるんよ」「次はいつ?」山口県のキーマンに訊く、衛星データで品質向上を実現した小麦農家の生の声と展望』(2024/8/9公開)

・アンケートコメントの掲載 : 『宇宙ビジネス企業81社とゆく年くる年、2024年のトピックと2025年の展望』(2024/12/30公開)

といった当社事業の意志発信も行われています。

研究・技術開発においては、

・経済産業省 : 『農産物加工工場の高効率稼働を目指した圃場現場スケジュール適正化予測情報開発』

に採択され、

また、昨年実施した

・熊本県DX実証事業 : 『ドローンや衛星データを活用したサツマイモの高品質化・高収量化・管理省力化』

・経済産業省 : 『熊本県における特産品農作物の高品質化を目指した予測情報開発』

のブラッシュアップ(精度向上検証など)を、昨年人材強化も行いを進めております。

衛星データ利用による植物(農作物・森林など)の予測需要は、

・農作物を利用した加工事業者・取扱事業者

・植物の動態から他の産業への別の予測情報提供

と幅広く需要があり、民民プロジェクトへの展開も出てきています。

 

2025年は、上記2種の事業を主力として研究(技術開発・精度向上)と、

当社に役割を頂く事業者さま・その先のエンドユーザーさまの利益向上に至る

技術づくり・商品づくりのための「実用化研究」といった依頼プロジェクトを進めて参ります。

 

本日から1年間、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

2025年1月1日

株式会社アグリライト研究所 代表取締役 園山 芳充

 

 

(御参考 : 昨年2023年2022年2021年2020年2019年2018年、2017年2016年2015年2014年2013年2012年

 

 

Pagetop